例えツッコミマスターへの道

例えツッコミをうまくなりたい今日この頃。学生時代は「ボケ」担当(素人ですが…)で、絶妙なボケをかましてその場にいる複数の人から同時にツッコまれて大きな笑いが起きることに快感を覚えていました。

社会人になると、職場には同年代がほとんどおらずそこそこ年上の人ばかりだったので、周りを納得させるだけのボケができず、ボケ自体を本気に受け取られてしまい普通に納得されてしまうという非常に歪な形になっていました。かといって「これ、ボケなんですけど...」というのはなんかむず痒いですから、なかなか言うこともできず...

とにかく笑いが欲しく、たどり着いたのが「例えツッコミ」。
自分のボケが通用しない以上、周りの人が言ったセリフを何かに例えることで笑いを生み出そうとしました。最初は周りに戸惑いを与えましたが、徐々に「コイツはいろいろ例えてくる奴だなー」と浸透していったのと多少スキルアップしたのが相まって、今では6割くらいの笑い率だと勝手に自己評価しています。

前置きが長くなりましたが、例えツッコミマスター(=たとえツッコミが上手な人)になるための第一歩としては、「よくある発言やシチュエーションに応じて、どう例えるべきかのフレーズを準備しておくこと」だと思っています。

例えば、
・パソコンが固まって(フリーズして)うんともすんともいわなくなってしまったとき
 ⇒仕事でミスして部長に怒られているときのオレか!

・食堂のランチが寸前のところで品切れになってしまった
 ⇒福男選びで2番になった人か!

・楽しみにしていた飲み会の日に限って、普段引かない風邪でダウンしてしまう
 ⇒給食がプリンの日に休む小学生か!

有名人や映画、ドラマで「例える」と、それを知らない人は全くポカーンとしてしまうので、相手が何に興味を持っているかを抑えておく必要がありますよね。例えば会社のレクリエーション行事の参加率が2割を切っている場合、「スランプ時の野球選手か!」と例えツッコミしても、野球に興味のない人にとっては「打率2割は低い」という認識がないため笑いは生まれないでしょう。

ゆくゆくはキレのある言葉で臨機応変にズバッと例えられるようになるため、まずは日頃よくありそうなことに対して例えられるよう準備しておくこと、これを実践しています。一人で街を歩きながら目に入ったものに対して今日もツッコんでいます。

さきほど帰り道、駅前のパチンコ屋のネオンの「コ」が消えかかって「パチン」となっていたので、「シッペか!」とツッコんでおきました...まだまだマスターへの道は遠い。

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